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銀色の空のすゝき

昨日とは打って変わって

穏やかなお日様の日曜日

机にかじりついてばかりいるな〜と思い出し

忘れていた「空」を

ふと見上げたら

思い出したこの一節

 

『青白く光る銀河の岸に、

銀色の空のすゝきが、

もうまるでいちめん、

風にさらさらさらさら、

ゆられてうごいて、

波を立ててゐるのでした。』

ちくま文庫「宮沢賢治全集 第7巻『銀河鉄道の夜』P.251」

 

そう

銀河鉄道の夜の一場面です

'天の川の岸辺のすすき野原'

考えるだけで

落ち着いた気持ちになり

幸せな気分になります

 

宮沢賢治の考える「幸せ」の根幹は

「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」(『農民芸術概論綱要』)という考え方がありました。

みんなが幸せになることが自分の幸せ。だということ

 

複雑な現代を生きるこどもたちが

楽しく毎日を過ごし

幸せだと感じてくれますよう